今日から、新卒エンジニア向けの研修講師案件が始まりました。今年で3年目(3回目)ですが、毎年初日は緊張します。
なぜ?緊張するか?
なぜ?緊張するかというと、余計なことを考えているからです。
余計なこと、人によって違うと思いますが、私の場合は「楽しませなければいけない」「退屈させてはいけない」という固定観念が大きいです。
私は関西人なので「面白い人が偉い」というダウンタウンに影響された考え方を持っています。講師も「受講生を楽しませてナンボ」と思っています。講義自体も楽しいものでないと思っていました。
しかし、ZOOMでオンライン講義だと受講生のリアクションが薄く、話していて不安になってしまいます。単純に私が滑っているだけかもしれませんが。
他にも、「わかりやすい授業をしないといけない」という固定観念があります。自分が子供の頃に感じていた不満でしょうか。
しかし、わかりやすい授業をするというのも難しいものです。相当な講義の準備をして組み立てておかないと、毎日わかりやすい授業をするというのは難しいです。
ですが、実は「退屈させてはいけない」「楽しませないといけない」「わかりやすい授業をしないといけない」というのは、特に考える必要のないことだと今日思ったんです。
余計なことを考えている、つまり余分な力が入っている。だから緊張するんです。なので、緊張からくるストレスを緩和するには、余計なことを考えなければいいです。
講師の仕事とは?
余計なことを考えずに何をやるかというと、「淡々と講義する」でいいのです。
教材に沿って、淡々と読み進めていき、演習があれば1問ぐらいやってみせて、後は自分でやってみましょう。これだけで大丈夫です。
私の考えでは、講師の力で受講生の仕上がりにそこまで差は出ません。講師はあくまで、教材を適切なペースで進めていく。これで良いです。
その上でどれだけ伸びるかは、受講生によります。講師の力と受講生の潜在力の比率は2:8です。教材や講師が同じでも、受講生によってめちゃくちゃ頑張る子もいれば、普通にやっていれば身に付いていく子、元々実はエンジニアになりたくない子などがいます。
講師の力で全員を完璧に仕上げるのは無理です。講師ができるのは、あくまでも伸びようとする受講生をサポートすることです。それを知っているだけで、力みはなくなるのではないでしょうか。
講師が伸ばしてあげる、講師の力で仕上がったとは思わない方がいいです。できる子は講師がいなくてもできるようになりますし、できない子は講師がどんなに密着フォローしてもできないまま終わります。
なので、
- 受講生を伸ばさなければ
- 完璧な授業をしなければ
- 理解しやすい授業をしなければ
- 退屈させないようにしないといけない
- 楽しませないといけない
と肩肘張る必要はありません。
教材の内容を淡々と伝えていけば講師としてOKです。
IT講師案件をやってみませんか?
IT講師は思いの外、高単価です。月100万円というは普通です。
若手JavaエンジニアがSESの常駐案件で月100万円を獲得するのは相当難しいと思います。中堅エンジニアでも月100万円のJava案件は見たことありません。が、講師であれば月100万円は十分可能です。
1年の春だけという季節労働になりますが、3ヶ月で300万円稼いで、1〜2ヶ月ぐらい休んで好きな趣味を楽しむというライフスタイルも若ければできそうです。
3年ほど現場経験があれば、十分に登壇可能で、私が入っている研修会社でも、ばんばん2年目3年目のエンジニアが講師登壇しています。
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