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プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーが感じるプレッシャーと対処法

プロジェクトマネージャー・リーダーが感じるプレッシャーとは?

30代後半になったここ数年、ポジションがリーダーやマネージャーとしてアサインされるようになってきました。

それと同時に、メンバーの時は感じなかったプレッシャーを日々感じていて、胃が痛い日々が続いています。

人によって感じるプレッシャーは違うと思いますが、私が感じるのはこんなプレッシャーです。

・自分がちゃんとワークしないと、PJTが止まる。
・自分がちゃんとワークしないと、チームが止まる。

その結果、

・アサイン先の顧客に怒られる。詰められる。
・アサイン先の顧客の顧客に怒られる。詰められる。
・PJTが良い成果を出せない。

その結果、

・自分の評価が下がる。

というものです。

メンバークラスの時は、自分に割り振られたタスクをこなすことに集中できていました。
もしメンバーである自分がワークしなくても、影響範囲は小さいと言えます。

しかしリーダーやプロマネになると、自分がワークしなかった場合の影響範囲が大きいと言えます。
チーム全体に迷惑をかける、会社対会社レベルで迷惑をかけることになります。

ワークしなかった場合の影響が大きいことを理解しているからこそ、自分が感じるプレッシャーもその分大きくなっています。

マインド面の対処法は?

マインド面で考えてみると良いのは次の3つです。

自分がワークしないとPJT・チームが止まるというのは妄想と知る

まず、プレッシャーの起点となっている発想である「自分がちゃんとワークしないと、PJT・チームが止まる。」というのは妄想であるということを知ることです。

つまり、自分がちゃんとワークしなくても、PJT・チームが止まることはない。それなりに動いていくということです。

これは、そもそも誰か1人が動かないからと言って止まるようなPJT・チーム体制は良くないということです。
また、実際には誰か1人が動かないと、他の誰かが自然と助けてくれるということです。

自分に責任を感じ過ぎとも言えるし、自分を過大評価し過ぎとも言えます。

軍隊アリの話を聞いたことがあるでしょうか?

軍隊アリはせっせと集団で巣に餌を運んでいますが、ちゃんと餌を運んでいるのは全体の2割しかいないらしいです。
そして、2割のうち誰かが死ぬと、ちゃんと働いてない8割の誰かがちゃんと働く2割のグループに入って、全体として機能し続けるそうです。

これと同じことが、あなたのプロジェクトでも起こります。
つまり、あなたがちゃんと働かなくなった場合、他の誰かがちゃんと働くようになって、全体として機能するよう動き始めるのです。

だからサボりましょう。というのではありません。
そんなにプレッシャーを感じる必要ないですよ。あなたがワークしなくても、助けてくれる人はいますよ。ということです。

特に最近、中堅以上がワークしてないのを有能な若手がフォローしているという現場が続いてますw

プレッシャーから逃げない、ちゃんとプレッシャーを感じる

多くの人にとって、プレッシャーはできれば感じたくないものですが、感じてしまうものです。
また、逃避すればするほど追っかけてくるのがプレッシャーです。

その時に、プレッシャーから逃避するのではなくて、自分が感じているプレッシャーをちゃんと感じることが大事です。
自分がせっかく感じているプレッシャーを抱き締めてあげてください。

まずは「自分はプレッシャーを感じているんだな」「自分にはプレッシャーがあるな」ということを認めてあげましょう。
そして、「自分にはプレッシャーがあってもいい」と受け入れてあげてください。
それができればマインド面の対処としてはバッチリです。

プレッシャーと正面から向き合う=受け入れることができると、
目の前の積み上げられたタスクに落ち着いて対処することができるようになります。

プレッシャーが当たり前と考える=意識レベルを上げる

今のレベルのプレッシャーを当たり前と考えることができるようになれば、そのプレッシャーはクリアしたことになります。

そのためにも、今のプレッシャーから逃げる・楽になる方法を探すのではなく、しっかりとプレッシャーを感じることが大事です。

自分の仕事においては、このレベルのプレッシャーは当たり前なんだと認識してください。
今まではプレッシャーを感じてなかったのが、プレッシャーがあって当たり前と思えるようになったら、意識レベルはかなり上がっています。

当然、自分への評価も上がりますね。

そもそもプレッシャーを感じる必要はない

マインド面の最後なのですが、そもそも仕事でプレッシャーを感じる必要がないということを知りましょう。

どういうことかと言うと、失敗してもあなたが恐れてるようなことにはならないということです。

恐れてるようなことというのは、
・失敗しても怒られることはない
・失敗してもお金を請求されることもない
・失敗しても評価が下がるわけではない
ということです。

怒られる・お金を請求される・評価が下がることがあるとすれば、プレッシャーから逃げてちゃんと仕事をしない姿勢です。
前向きに仕事に取り組んでる限りは、あなたが恐れてるような事態にはなりませんので安心してください。
だから、私たちは仕事においてプレッシャーを感じる必要はないのです。

そして、どうせ1日8時間は稼働しないといけないわけですから、楽しんでしまえば良いのです。

とにかく、逃げの姿勢をなくす。逃げの姿勢では、プレッシャーは追いかけてきて、感じるプレッシャーも大きくなってしまうでしょう。
なので、プレッシャーを感じる仕事自体を決められた時間内は楽しもう。そういう姿勢ができれば、プレッシャーは感じなくなります。

実務面の対処法は?

マインド面でプレッシャーを受け入れることができたら、実務面で適切な対処ができるようになります。

プロジェクトをマネージメントする観点としては、まずはプロジェクトの見通しをよくすること。を考えましょう。

自分がプロジェクト全体を把握できるように可視化することです。

まずは、タスクの全量をちゃんと把握することが大事です。
ゴールを設定する、ゴールを正しく認識するとも言えます。
これらのタスクを完了することに集中すれば良いという状態に持っていくことです。

エクセルやbacklogなどのプロジェクト管理ツールを使って、タスク全量が見えるようにしてください。

次に、各タスクを誰がやるか・いつまでにやるかを割り当ててください。
ゴールに到達する計画を立てるということになります。

あとはそれを朝会や夕会で定点観測していきましょう。

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