1.Gitリポジトリを作る
まずはリモートGitリポジトリを作りましょう。そして、リポジトリに何もない状態のところから、ローカルにgit cloneしてくる。
そして適当なindex.htmlないしはindex.phpを作って、最初のコミットをしよう。
ローカルで最初に作り始めて、後でリモートGitリポジトリを作ることもできるが、私はうまくいかなかった。何度かファイルが消失したことがある。
また、ローカルから作り始めたら、npm の node_modulesや php なら vendor やら依存ライブラリまでGitにコミットしてしまいがち。それらはサーバ側でダウンロードしてくるものなので、Gitにはコミットしないもの。不要なファイルのコミットを避けるためにも、最初にリモートGitリポジトリを作って、それをローカルにクローンするところから始めたい。
2.まずは最小構成をデプロイする
ローカルにgitクローンしたら、早速開発したくなるのだが、その前にやっておきたいことがある。
それは、PHPでもJavaでもどの言語でも共通しているが、まず最小構成でデプロイしてしまうこと。本番ないしは本番相当の検証用の環境にデプロイすることをお勧めする。
なぜなら個人で案件を受託している場合、本番稼働がゴールとなる。SIerで開発をしているときは、リリースは別のひとがやっていたため、プログラミングしてテストぐらいまでがゴールになっていた。
しかし、個人で案件を獲得した場合、リリースがゴールになるだろう。そのため、最初にゴールを確認しておくことが重要になる。
最小構成というのは、PHPでもJavaでも言語は何でもいいのだが、HTMLにHelloWorldを出力するぐらいで良い。
その状態で、実際にサーバを構築して、最小構成をリリースしてみる。それでブラウザからHelloWorldがでることを確認しておこう。
そうすると、よし!あとは量産するだけだ!と自信を持って望めるはず。
私はタイトルの通り、普段はSIerで開発をしている。そのため、インフラ-アプリ開発 とはっきり分かれていて、自分はアプリ開発。プログラミングしてテストして終わり。あとはインフラの人がサーバを設定してくれた。自分はやったとしてもビルドしてアップしてサーバ再起動バッチを叩くだけ。
でも、フリーランスで小さい案件を獲得した場合は、自分でインフラ回りの設定もしないといけない。レンタルサーバでPHPを動かすだけでも、Laravelを使っている場合はPHPをアップするだけでは動いてくれない。
今までソース書くだけだった人が、サーバ構築をするというのは、簡単にはいかないもの。(私がそう)
いろんな構成のシステムをいろんなサーバに構築しているうちに、スキルはどんどん上がっていく。(私もこれから上がっていく!)